幼児期は、人格形成の上で非常に大切な時期です。この時期に培っておかなければならない大切な要素を見逃してはいけません。「どのように教育したら、子どもたちの伸びる力を最大限に引き出すことができるか」ということを絶えず念頭に置き、教職員一丸となって教育に当たっています。
そこには家庭との連携が不可欠です。子どもさんの成長についてお父様、お母様と一緒に考え、力を合わせてよりよい方向に導いていきたいと考えています。
保育教育目標
目に見えにくい心の育ちを大切にしています。
- 心身ともに元気よく
- 色々な活動に主体的に取り組む
- 人との関わりを楽しむ
このような子に育つため、以下のような側面に力を入れています。
- 1.子どもの主体性を大切にする
- 近年、子ども達の遊び場が減少していると言われています。広い園庭で十分に体を動かすことは、心身を解放させる上で必要なことです。その時間の中で、色々な活動に挑戦して欲しいと考えています。
子どもは一人ひとり違います。「これができる・できない」という物差しで子どもを見ることはしません。大切なのは、子どもの「やろうとしている」「できるようになりたい」という心の動きです。子ども達がやる気を持つことができるように働きかけていきます。 - 2.動の活動と静の活動
- 年中までは、基本的な生活習慣の確立、挨拶、友達との関わり、心身を解放する活動等、生きていく上で基礎となる大切な力を育むように生活をします。これらの経験を踏まえて、年長では「静の活動」も始めます。お茶室でのお茶のお運び、本堂での静座(心を落ち着かせて仏教の素話を聞く)、習字を行います。これらの活動を通して、道具を大切に扱う心を育てること、人の話を最後まで聞くこと、心を落ち着かせて行動することが少しずつできるようにと願っています。
《本堂での静座・理事長先生との約束》
・静かにするべき時には静かにする
・話している人の目を見て話を聞く
・背筋を伸ばす《静座の話の内容》
・自分で「やろう」と決めたことを真剣に行うことの大切さ
・色々な情報の中で、自分で正しいことを見極める力の大切さ
・嘘をついてはならないなどを、たとえ話で聞きます。学齢期に近づく年長児にとって、「心を落ち着かせる時間」は必要だと考えます。少しずつ「真剣に一つひとつのことを行う」ことができるように働きかけていきます。
- 3.人と関わる力の基礎を育てる
- 人は一人で生きていくことはできません。自分の思いだけで生きることもできません。園生活の中では、友達とのいざこざも大切な経験です。ぶつかり合いながらも折り合いをつけることを学んだり、「自分も友達も楽しく遊ぶ為にはどうしたら良いのか」と考えたりすることは、幼児期の集団生活で体験して欲しいことです。その体験が人と関わる力の基礎となります。
園の環境
樹木に囲まれた広い園庭、園舎は幼児教育に絶好の環境です(旧吉田藩主小笠原家の菩提寺である臨済寺の境内の一角に位置しています。)。
裏庭の竹林探検、どんぐり、しいの実拾い、園庭での草花とのふれあい、虫探し、畑でのじゃがいも・サツマイモ・大根などの作付け、栽培、収穫、食べる会など自然との触れ合いを大切にしています。
保育時間について
保育時間のページをご覧ください。
費用について
費用のページをご覧ください。
入園願書の提出時期について
幼稚園連盟では、入園願書の配布を9月1日、受付を10月1日からと定めています。つまり、入園の6ヶ月前から願書の受付を行って良いということです。それに則って、本園では、年度途中からの入園を希望される方(例:2歳児クラスの1号認定児=旧 満3歳児)につきましても、入園を希望される月の6ヶ月前から順次、願書の受付を行います。